

ウルトラレプリカのウルトラセブン 55th Anniversary Setの紹介です。
価格:税込13200円+送料

パッケージには横向きのセブンがデザイン。カッコイイけど・・・なんで右向きなんでしょうね。

55周年記念企画の一環の商品でもある為、パッケージ側面には55th ANNIVERSARYのロゴも。

パケ裏は注意書きのみ。

開封した状態。

ウルトラアイと怪獣カプセルはブリスターの内部でさらに包装紙で厳重に包まれてました。その割にブリスターがペラい安っぽいやつなのが気になりますが・・・^^;

なおペーパーレスの時代に合わせ紙の説明書は付属しておらずWEB取説となっていました。
→https://toy.bandai.co.jp/manuals/pdf.php?id=2622727
最近のバンダイトイはWEB取説、増えてますよね~、個人的にはサッと見れて保管もしておける紙の方が好きなんですがね・・・。



まずはカプセル怪獣ケースから紹介。
ウルトラセブンの人間態であるモロボシ・ダンが所持している怪獣カプセルを普段 収納しているケースで、ウルレプではウルトラアイでの変身音もカプセル怪獣関連の音声も全てこちらから流れる仕様となっています。外観はディティールも一切無い実にシンプルなシルバーの小箱で、ザ・昭和って感じですね(苦笑)

向かって右側面には円形状の謎パーツ。特にギミックがある訳でも無く、プロップ品の形状を再現しただけなんでしょうが・・・何なんでしょうね、コレ?側面にガッツリとパーティングラインが入ってるのが目立ちます。

同じく右側面の下側にはウルトラアイと通信する赤外線受信部があります。うーむ、もうちょい目立たない外観には出来なかったのかしら・・・流石に今の技術を以てしても厳しかったのか?🤔

裏面にはベルト等に引っ掛けられるフックがあります。

これを介して腰に着けたりする事が可能な訳ですね。ただ劇中でダンがこれを着けてる場面って全然 無かった様な・・・?😓 そもそもケース自体 登場せず、カプセルだけ手にして・・・ってパターンが多かった気がしますw
なお擦れを考慮してかシルバー塗装は施されておらず成型色の為、ウェルドラインが多少 目立ちます。

蓋の縁には盛大なゲート跡が。ちょっ、コレは酷くなぁい・・・😰

成型跡のライン(これもパーティングライン?)も気になるなぁ・・・。こういうのはしっかり処理して欲しかったですね。

底面はこんな感じで、色々あってごちゃごちゃしてます。

残念ながら電源ボタンは存在せず。なので常に電源ONという事に。気にする人は開封時に挿さっている絶縁シートを使い回して、未使用時には挿しておきましょう。

電池蓋を開けた状態。
電池はLR44のボタン電池を3個使用。元からテスト用の物がセット済みなので、開封したら絶縁シートを抜けばそのまま遊ぶ事が可能。

こちらの四角いボタンが音声ボタンです。各種操作によって音声が鳴りますが、それについては後述。

向かって左側にはスピーカー穴。まぁ外観を崩さない範囲で配置するなら底面になるよなぁ。


蓋を展開。特にロックだったりクリック感は無く、ヒンジ部分で普通に可動するのみです。

蓋を開けた状態。
ヒンジ部分は程良い固さがあり、蓋は好きな位置(角度)で固定 出来ます。まぁ経年でプラプラにはなりそうだけど・・・。

ケース内側まではシルバー塗装は施されておらず。こういう内側は仮面ライダーのCSMでも同様に成型色な事がほとんどなので、仕様として割り切るしかないんですが・・・どうしてもチープに感じてしまうんですよね。特にこのカプセル怪獣ケースの場合は開けて内側を見る機会も多いので、どうにか頑張って欲しかったなぁ、と思ってしまいます・・・😞

ケース内部には怪獣カプセルをセット出来る穴が5箇所あります。

内部表面の白色部分はザラッとした質感で、ケースの外観同様にディティールは一切無し。やはり昭和故のシンプルさです・・・w

怪獣カプセルは金、銀、赤A、赤B、黄、緑の6本が付属。ケースにセット出来るカプセルは5本までなのに何故 6本あるのかというと、劇中で登場した全種類を網羅しているからです。そういやイカルス星人の回で1本 紛失したりしてたな・・・^^;

カプセルは合わせ目が目立っていたりシルバーのラベルも微妙にズレて貼られてたりと、全体的にちゃっちいと言うかチープな出来なのは否めません。ただある意味、プロップ品を忠実に再現していると言えるのかも・・・(笑) 昭和の香りがするぜ😅
幼少期に親から目薬の空き容器を貰って、お菓子の箱でケースを作ってなりきり遊びをしたのを思い出すなぁ・・・懐かしいw

シルバーのラベルはカプセルごとに絶妙に位置が異なります。単なる色違いじゃなかったんですね、初めて知った・・・w

銀のカプセルは唯一 シルバーのラベルが無く、かつ全塗装です。


カプセルは底面のパーツを押し込める構造になっています。

ケース内部のカプセルをセットする穴は奥底に引っ掛け用のパーツがあり、これでカプセルをロックして固定する他、カプセルの有無を認識しています。なお取説に一切 記載がありませんが、向きが決まっているので注意です。

ケースに怪獣カプセルをセットした状態。

第3話での
黄 赤B 赤A 銀 緑
の配置です。というか、ケース内部のカプセルの配置が映された場面自体、第3話ぐらいしか無かったりする・・・(汗 基本的にいきなりカプセルを手にしてましたからねw
ちなみに劇中の描写では各カプセルと各怪獣の統合性が無く、回によってその怪獣のカプセルの色が異なっているというガバガバっぷりでした。時代を感じますね・・・(苦笑)

カプセルは穴の奥でしっかりとロックされる為、ケース内でカラカラと転がってしまう事も無く、逆さにしても落ちません。

音声についてですが、まず音声ボタンを長押しする事で
A:TVシリーズ再現モード
B:ボーナスモード
の2パターンにモード切替が出来ます。
なお取説に記載されているモード切替音ですが、これ逆だったりします。操作していて後述の音声がどうも表と一致しないな~、と思ってたら逆でしたよ(汗 おいおい・・・誤表記とかしっかりしてくれよー!!しかもこの記事を書いてる今現在でも修正されてないし・・・公式は未だに気付いてないっぽい。

ケースのカプセルをセットする穴ごとに音声が割り振られており、そこのカプセルを取って音声ボタンを短押しする事で対応した音声を鳴らせます。認識はあくまでカプセルの有無であってカプセルの種類ではない為、どのカプセルを選んでも音声は固定です。
ウインダム、ミクラス、アギラの他、TVシリーズ再現モードでは例のイカルス星人回での召喚失敗音、ボーナスモードではセブンガーの音声も鳴らせます。まぁ厳密にはセブンガーはカプセル怪獣じゃなくて怪獣ボールなんですけどね。

遊び方としては任意のカプセルを選択して・・・

ケース底面の音声ボタンを押す!って感じです。ただ正確にはカプセルを選択すると言うより、鳴らしたい音声の穴にセットされたカプセルを選択する、ですね^^;
ちなみに写真の右端の穴はTVモードだとミクラス、ボーナスモードだとセブンガーの音声が鳴ります。

「ウインダム、戻れ!」
各登場回でのウインダムのカプセルは
第1話:黄
第24話:赤B
第39話:映らなかった為 不明
となっていました。

「ミクラス!戻れッ!!」
各登場回でのミクラスのカプセルは
第3話:緑
第25話:黄
となっていました。

「アギラッ、戻れッ!」
各登場回でのアギラのカプセルは
第32話:金
第46話:赤B
となっていました。

ウルトラセブン・クロニクルの解説。こちらにも(使用したカプセルの色と怪獣はその都度で違う)の文がありますねw なおこのキャプ画も前述した第3話の物です。

こちらはウルトラ銀河伝説での
赤B 黄 赤A 銀 緑
の配置。まぁ黄と赤Bの位置が入れ替わっただけなんですが。

劇中で披露していた3体同時召喚も、対応する穴のカプセルを抜けば全ての音声が順々に鳴り再現可能です。劇中で使用していたカプセルとは異なってますけどね^^;
音声に関しては珍しく(自分で言うなw)動画を撮影しましたので、こちらでどうぞ。まぁ全ての音声までは撮ってませんが・・・。



続いては本命のウルトラアイを紹介。
言わずと知れたウルトラセブンへの変身アイテムです。眼鏡型アイテムという事で、掛け声と共に眼鏡を装着する、というパロディネタは今でもあちこちで見掛けますね。重要アイテムの割に劇中では専ら扱いが雑な事で有名で、宇宙人に3回も盗まれたり落としたり車に忘れて来てしまったりと、とにかく管理が杜撰😓 怪獣カプセルはあるけどウルトラアイは失くしたなんて事もありました・・・w

湾曲した形状で厚みもあるのが特徴的です。眼鏡と言うよりもバイザーっぽいですな。

レンズ部分はクリアパーツ製です。集中線状のディティールも再現されてます。


どうしても玩具としての側面が強く、外観のリアリティはそこまでです。随所にパーツの分割線が入ってますし、赤色も成型色なのでプラ感が強く結構 チープ・・・。まぁウルレプではギミック再現を重視した訳で、見た目を重視するなら他社からもレプリカ品は発売してますしそちらを買うのが良いかと。でも赤色ぐらいは塗装して欲しかった気もするけどね😅
なおウルトラアイのプロップ品は大量にある事で有名ですが(壊れ易かったらしく、その都度 作り直してたらしい)、このウルレプは特定の回のプロップを再現したと言うよりは総合的なイメージの物を立体化した感じみたいです。

装着側から見て右上には音声ボタン、

右下にはカプセル怪獣ケースと通信する赤外線送信部があります。

装着側から見て左内側が電池の収まっている箇所です。

電池蓋を開けるにはまずカバーパーツを取り外してネジを露出させてから、

そのネジを緩める事で蓋を外せます。

電池蓋を開けた状態。
電池はLR41のボタン電池を2個使用。こちらも元からテスト用の物がセット済みです。
なお電源ボタンだけでなく絶縁シートを挿すスリッドさえもありませんが、ウルトラアイ側はボタンを押した際に赤外線を出力するのみなので、電池の消耗はそんなに気にする必要は無いかと。


持ってみるとこんな感じ。
ただ持つだけでも充分に雰囲気 出ますね~。

なりきり遊びの際は劇中同様に右手で持って構えますが、

この時に人差し指は音声ボタンを押せる位置に配置しつつ、

一方で親指で赤外線送信部を覆い隠さない様に注意する必要があります。これが結構 ネックでして、常に意識してないとついつい塞ぎがちです😅 どうしても位置的になぁ・・・。

取説によると、ウルトラアイとカプセル怪獣ケースの赤外線の通信距離は80cm以内との事。
音声について。上でも書いてますが、ウルトラアイの音声もカプセル怪獣ケースから鳴ります。
まず音声ボタンを短押しすると変身音が鳴り、変身状態へと移行します。レンズの発光ギミックまでは無し。流石にLEDを仕込むのは現代の技術を以てしても厳しかったみたいです・・・というか赤外線通信のギミックを仕込んだだけでも充分 凄い事だからね。

変身後(変身状態)は、音声ボタンを短押しする毎に順に掛け声と必殺技音声が交互に鳴ります。
音声ボタンを長押しすると変身解除で、飛行音(空へ飛び立つ音)が流れ変身前状態に戻ります。しかしこの操作仕様がネックでして、長押ししてもまず短押しの音声も流れてしまうのです。取説には短押し音声が掛け声になるタイミングに合わせて長押しすると自然に遊ぶことができます。と書かれてるんですが、いや~、どうかと思うよ、コレ・・・😒
状態が変身前か後かで音声も変わるという仕様上、連続で変身音を鳴らす、という事は出来ません。毎度、変身解除して状態を戻す必要があります。


実際に遊んでみましょう。
「デュワッッッ!!」

ウルトラセブンに変身!
・・・25歳にもなって何やってんだか🤣

HJNNの海未ちゃんに装着させてみたり。意外と丁度良いサイズ感でしたw
音声に関しては動画でどうぞ。


通常の眼鏡と比較してみる。
ちなみにこの眼鏡は私が普段から身に着け使っている物です・・・この記事を書いている まさに今この瞬間もね(笑)

こうして比べると、ウルトラアイのフレームのゴツさがより際立ちますね・・・^^; めっちゃ分厚いっすw

ディスプレイ用の専用台座もあります。

ゲート跡が目立つなぁ・・・。品質ゥー!!😖

台座を使用しディスプレイするとこんな感じに。



やっぱり台座があるとサマになりますね~。ただちょっと物足りないので、正面にタイトルロゴのプレートとかも付いてたら良かったんですが。なーんか全体的にちゃっちく感じるんだよなぁ😓

単に乗せてるだけで固定はしてないので、ちょっとした揺れで簡単にズレて落ちちゃいますねー。安定した場所で飾る様にしましょう。


最後はアルティメットルミナスと一緒に撮影~。
変身アイテムと変身態のフィギュアを絡ませるのは仮面ライダーではよくやるけど、ウルトラマンでやるのは新鮮だなーw

以上、ウルトラレプリカ ウルトラセブン 55th Anniversary Setでした!
セブン55周年の記念企画の一環として、遂にウルレプにて商品化となったウルトラアイ。何気に今までこういう商品化はしてなかったんですね~、それだけギミックの再現が技術的に困難だったという事なんでしょうか。ウルトラアイ単体だとスピーカーを仕込めない等の事情でギミック再現が不可の為、カプセル怪獣ケースも一緒に商品化してそちらから音声を鳴らす、という仕組みは面白いですね。怪獣カプセルも貴重な商品化ですし、こちらも音声が用意されているのもダンとしてのなりきり遊びが捗ります。まずカプセル怪獣を出現させて、退場後に自身が変身・・・みたいなね~。胸ポケットからスッ・・・と取り出して装着、と遊ぶのが楽しいですw
一方で気になる点もちらほらと。まずカプセル怪獣ケースや台座のゲート跡が盛大に残っており、もうガン萎えです😰 ウルレプの品質問題については噂程度で耳にはしていましたが、いやぁ~・・・これはちょっとなぁ・・・(汗 ウルトラアイには音声ボタンやら赤外線送信部やらが備えられていて外観が若干 損なわれていますが、まぁここはギミック上 仕方ない点ですね。それでも成型色丸出しはチープ過ぎるので、せめて塗装はして欲しかったかな・・・。それと音声ボタンの長押しが短押しを兼ねているのはどうかと思いますよ・・・技術的な問題なんでしょうか?(内部の制御基板が小さいからとかそういう関係?)
玩具としての遊び応えか、アイテムとしてのリアリティか、どっちを重視するのかで人によって評価も変わってきそうな商品となってますね。まぁ理想はどっちも頑張って欲しい訳ですが・・・w どうしても仮面ライダーのCSMシリーズと比べてしまいますが、まぁそこは割り切りが必要ですな😅
