


今年の劇場版コナン、「黒鉄の魚影」 観て来ました~!
毎年そうですが、劇場版コナンの上映数の多さには相変わらず驚かされます。劇場側からしても稼ぎ頭なんでしょうねw 同じ時間帯に複数のシアターで上映してたりするから凄いぜ。
劇場はいつものユナイテッド・シネマ幕張。基本的に劇場版コナンは毎年 ここで観がちです・・・それこそ実家の頃からそうですね。多分 来年もここで観ている事でしょうw

数量限定のコスチュームドリンクホルダーセットも販売。リバーシブル仕様で、コナンは分かりますけど灰原の方はコレ、言われても分からない様な・・・(苦笑)
タイトルに”黒”が入ってる事からも分かる様に、今年は黒の組織絡みのストーリーです。前回は「純黒の悪夢」で2016年公開だったので7年前。・・・結構 経ってるのね^^; また灰原にスポットが当たるのはそれこそ「天国へのカウントダウン」以来になるんじゃないでしょうか。
”サブマリン”の名の通り、今作は海が舞台となっていますが、海が舞台となるコナン映画って「水平線上の陰謀」も「紺碧の棺」も「絶海の探偵」もそこまで・・・だったので(あくまで個人的な意見です。好きな人ゴメンね。)今作はどうだろう?とやや不安だったんですが、普通に良かったです(語彙力~w)
ではここからはネタバレになるので伏せで↓
・灰原哀
今作にてキーパーソンとなる哀ちゃん。とはいえ彼女にスポットが当たるという事は、「天国へのカウントダウン」もそうでしたが黒の組織絡みになってしまうのです(悲) なので今作ではキーパーソンでありながら一番の被害者でもあるという辛い立ち位置でした・・・。ウォッカ達に拉致されたシーンとかコナンと博士の心情も相まって絶望感ヤバかったですからね・・・。しかしそれでも懸命に生きようとする姿や諦めずに頑張る姿には心打たれるものがありました。普通に可愛らしいシーンも多いので哀ちゃんが好きな人にはたまらないでしょう。
コナンとの絡みも夫婦だったり相棒だったりで距離感が良いですよね~。助けられつつ助けつつで互いに必要としている信頼関係が最高です。コナンが救出しなければ灰原は最終的にジンに殺されてたかもしれませんが、そのコナンも潜水艦の攻撃作戦の後に灰原が助けに向かっていなければ死んでいた訳で。濃厚なコ哀もありましたがそちらは後述。
・各キャラそれぞれに見所、活躍シーン有り
尖って活躍した(優遇された)という特定のキャラこそ居ませんでしたが(あくまで自分視点だとね)、適度にどのキャラも出番があった様に思います。眠りの小五郎も披露されましたが、劇場版だとかなり久々なんじゃ?去年は出番が少なかった蘭も車相手に盛大なパンチをお見舞いしたりピンガと格闘戦を繰り広げたりと頑張ってました。ただ黒の組織絡み故に肝心な所で蚊帳の外と言うかコ哀に割を食った感は否めません^^; 同じく少年探偵団も黒の組織絡み故に出番は少なく、序盤ぐらいしか物語に絡んできません(「純黒の悪夢」の時より少ないです。) あのガキども嫌い!って人には良かったんじゃないでしょうか(笑) 阿笠博士はウォッカ達とカーチェイスを繰り広げたりと大活躍。結局 灰原は拉致されてしまうんですが、その際の博士の涙する姿には胸が締め付けられましたね・・・。でも阿笠博士の発明品のおかげで毎度 物語が成り立ってる訳で、活躍度というか貢献度で言えばいつも一番でしょうw 警察組は去年 メインだったからか高木刑事が未登場で、白鳥警部の出番が多めでした。安室と赤井も主張し過ぎない程度の出番でしたがキメる所はキメる!って感じでしたね。まぁ安室は今作では終始 バーボンの方でしたが。
・黒の組織とか言う面白集団
既に周知の事実だとは思いますが、黒の組織ってヤバい組織に見せ掛けた面白集団ですよね(爆) ジンニキは都合が悪いとすぐ殺すし破壊するしで、クレイジーですがコイツ馬鹿だなー、といつも思いますw コナンの正体(新一が生きている)という情報を持ち帰ろうとしたメンバーはことごとくジンニキによって処分されており、知らずにやっているのか自分の立場を守る為に意図的にやっているのか困惑します・・・。あと「何が老若認証だ!とんだクソシステムじゃねぇーか!!」とブチギレてるシーンは思わず吹いてしまいましたwww 普段 クールに振舞ってる人が感情的になってる様子って面白いよねw
ウォッカは極悪非道ではあるんですが、今作ではキールにご丁寧に魚雷の発射手順を教えてくれたりと仲間想いな一面も見せてくれました(笑) とぼけるキールと「お前 そんな事も知らずに乗ってたのか!!?」と驚愕するウォッカのやり取りが笑えますw
また潜水艦もそこそこの人数が居たにも関わらず、灰原と直美が脱走した際は「まさか逃げられる訳がない」という怠慢でもあったのか、2人は誰にも見付かる事無く魚雷発射管まで辿り着いていますw まず部屋のドアに外から鍵かけとけよ!って話ですよw ガバガバだなー、この組織^^;
・ピンガ
今作オリジナルとなる、黒の組織の新登場メンバー。先に本来の姿で登場してから終盤で正体が判明するという珍しいパターンでした(ミスリードもあったんでしょうが。) コナンからチンピラ扱いされるシーンはめっちゃ煽るやんwwwとちょっと笑っちゃいましたが、コイツもコイツで煽り耐性が低く即ブチギレており、如何にもな小物でしたね。掲示板とかSNSでレスバして熱くなってそうだ・・・
m9(^Д^)プギャーwwwwwww
なお彼が最終的にどうなったのかは・・・「漆黒の追跡者」のアイリッシュや「純黒の悪夢」のキュラソーの結末を知っている人ならすぐ分かったんじゃないかと。劇場版の組織オリキャラは皆 決まった運命なのだ(合掌) てかキュラソーもピンガも消えて、ラムは部下を両腕とも失くした事になるのか・・・^^;
・アクションシーンは控えめ?
例年に比べると劇場版特有の派手なアクションシーンは、今年は控えめに感じました。というか爆発が少なかったのでそう感じたのかもしれません。劇場版コナンと言えば”爆発”ですから(苦笑) まぁ海が舞台という事で、海上や海中だとどうしても演出に制限が出来てしまうのかな。控えめだからといって面白さが減っている訳ではないのでそこは心配無いです。
魚雷を打ち込みパシフィック・ブイを沈めようと試みたジンニキでしたが、爆発こそしてましたが建物自体は沈まず残ったままでした。あれはジンニキ的にはOKなんですかね?^^; 無事な区画も残ってそうで、老若認証システムを完全に葬ったとは言い切れない気がしますが・・・w
・花火ボールは今年もノルマ達成
どこでもボール射出ベルトによる花火ボールは今年もクライマックスで使用し、ノルマ達成(笑) 海底で炸裂させ海を盛大に照らし、赤井に潜水艦の位置を知らせる・・・という見事な使われ方でした。そういや花火って水中でも打ち上げられるんでしたっけね。
あとはAPTX4869の解毒剤を手に、もしもの時はな・・・、と新一の登場フラグも立ってましたが、こちらは結局 使う事はありませんでしたね。
・「キミがいれば」、今年もあったよ
去年のハロウィンの花嫁にて16年ぶりに使用された「キミがいれば」ですが、今年も黒鉄の魚影ヴァージョン(途中からアップテンポになるのがカッコ良かったです)として挿入されました。再びの使用は去年が好評だったからなのか、今後 定番にして行くつもりなのか・・・来年はどうなるんでしょうかね?定番になっちゃうとエモさも軽減しちゃうと思うのですが。
・コ哀が濃厚過ぎやしませんか
海中で意識の無いコナンに人工呼吸で息を吹き込む灰原。無事 コナンは目を覚ますのですが、灰原は「(私達・・・キスしちゃったんだよ)」と一人悶々。う~ん?灰原ってこんな乙女なキャラでしたっけ???緊急時なら口付けだろうと構わずする様なイメージだったんですが・・・こういうのを解釈違いって言うのかな。まぁ自分もそこまで哀ちゃんの造詣に深い訳ではないですが・・・。
その後、灰原は蘭に自分からキスをして「(返したわよ、あなたの唇)」と。う~ん?コナンってこんな作品でしたっけ???コ哀をやり過ぎてもまずいので新蘭派の人にも配慮したって事なんでしょうか。・・・そんなカプの配慮までする様な作品だっけ、コナンって?意味不明で困惑しながらEDに突入する事となりました・・・(汗
・最後の最後に伏線回収
ED後の最後の最後に明かされた、ベルモットが灰原(シェリー)を助けた理由と例のお婆さんの正体。綺麗な終わり方でしたが、気になる点も。まずベルモットは何故 初めから変装していたのか?灰原の監視をしていたのかもしれませんが、描写的にどうもコンタクトは偶然の様な気もするんですよね。また整理券を受け取れなかった時に「電車で1時間 掛けて来たのに」と言っていましたが、いやいやアンタ程の人ならどんな限定品だろうと買おうと思えば買えるでしょwwwと^^; かなり強引に辻褄を合わすなら、《ベルモットはフサエブランドが好きで限定品は転売に頼らず必ず自分の手で入手する性格、当然そのままの姿では買いに行けないのでお婆さんの恰好に変装して向かったところ、ラス1を灰原に取られてしまったが、譲って貰えた》・・・こんな感じでしょうか。いや結構 無理があるぞ(苦笑)
それにしても命を救われた新一(コナン)を特別視して味方をするのはまだ分かりますが、ラス1整理券を譲ってくれたぐらいで灰原(シェリー)にも味方するのはベルモット、割とチョロくないか?(笑)
・次回作は平次&怪盗キッドの話?
次回作のイメージ映像によると、来年はどうも平次VS怪盗キッドの内容みたいです。黒の組織の次なので平次か怪盗キッド辺りが来るかなー、とか思ってたらまさかの両方で吹いたw コナンが「キスじゃね?」と言っていた事から「キッドVS高明 狙われた唇」のエピソード絡みっぽいですなw 本編と異なり、劇場版だと平次は怪盗キッドと絡む事 多いですよね~。どんな展開になるのか、来年も楽しみです♪
大体こんなところでしょうか。
去年も一昨年も2回目 観ようかな~、と思いつつも結局 うやむやになっちゃいましたが、今年はよっぽど時間が取れないとかじゃなければ2回目 観に行こう!と決めました😏 折角なので4DXが良いな~、水ブシュブシュ💦吹かれまくりそうよねw
2022年→ハロウィンの花嫁
2021年→緋色の弾丸
2019年→紺青の拳
2018年→ゼロの執行人
2017年→から紅の恋歌
2016年→純黒の悪夢
2015年→業火の向日葵
2014年→異次元の狙撃手
