

バトルビーダマンゼロシリーズのコバルトブレードが20年の時を経てボトルマンとして蘇る!!てな訳でタカラトミーのボトルマンよりコバルトボトルGの紹介です。自分はボトルマンは集めてませんが、バトビー世代としてこれはスルー出来なかった・・・(笑)
価格は税込1320円。
~ただの独り言~
よほほんの思い出話です。興味無い人は飛ばしてもおk。
自分の世代(現在25歳前後)だと、男子なら幼少期に一度は遊んだ事のあるホビーに”ビーダマン”があると思います。ベイブレードは自分よりも少し上の世代で流行り、自分の頃は休止?してたんですよね。その後に自分より下の世代で再度 流行り出したので、丁度 流行ってない頃の世代になっちゃうんですよ^^;(実際、自分含め周囲でベイブレードをやっていた人は皆無でした。) ミニ四駆も自分の世代は全然だったかなぁ・・・コースとか用意 出来ないし。あとは爆丸や騎刃王(これは自分だけでしたw)とかもありましたねぇ~、懐かしい。そんで少し成長すると遊戯王OCG等のカードゲームで遊ぶ様になり、小遣いは専らそちらに注ぎ込んでいました。さらに成長すると(一旦)ウルトラマンや仮面ライダーは卒業し、ガンプラと出会って今に至るんですが、話が脱線してきたので昔話はこの辺で。ともかく、我々の世代はビーダマンには一度は触れた事があり、自分が小4の頃まで通っていた託児所では男子は全員 ビーダマンで遊んでいたぐらいでした。一口にビーダマンと言っても様々なシリーズが存在しますが、自分は「バトルビーダマン」と「クラッシュビーダマン」の世代です。

今回 紹介するコバルトボトルGの元ネタとなっているのは”コバルトブレード”なんですが、その後継機の”コバルトセイバー”のさらに後継機である”コバルトブラスター”が自分はドンピシャの世代です。カートリッジシステムのやつですね。これは託児所の男子なら必ず持ってました(笑) 写真↑はオプション類一式が揃った「スペシャルセット」なんですが、こちらは人気過ぎたのか店頭では全く売られておらず、

自分を含むほとんどの人はコバルトブラスター単品とオプションの単品版を組み合わせて同仕様にしてましたねw 個人的にもスペシャルセット付属のDHBユニットはオレンジ色でイマイチに感じており、写真↑の単品版のブルーの方が好きでした。ダブルグリップやシステムマガジン、システムバレルも単品版の方がブラックやグレーのメカニックな色合いで好みだったんですよね~(色合いの統一感は専用仕様であるスペシャルセットに軍配が上がりますが。) てかスペシャルセットの方を持ってるのって1人ぐらいだった様な・・・^^;

あとはカートリッジ連写トリガーなんてのもありましたね。これは実戦で使うには果てしなく微妙だったんですが(苦笑)、カートリッジの排莢ギミックが凄く楽しくて(たまにジャムるけど)ホビーとしての完成度は抜群だった記憶。排莢ギミックが好きなのは大人になった今でもそうですしねw
・・・とまぁ、独り言にしては長々と語っちゃいましたが、これが自分のビーダマンの思い出です。懐かし過ぎて泣けてきた😭

パッケージはこんな感じです。

左上にはビーダマン30周年のロゴが。それこそ初期シリーズから遊んでいる人は自分よりもっと上の30代の世代になりますよね。

コバルトボトルGを手にした大輪ヤマトの描き下ろしイラストも!こういうファンサ嬉しいですね~!にゃぱ~w

パケ裏。

コバルトブレードの解説もありました。こちらも20周年。まだ合併する前のタカラの頃ですな。なっっっつ。

普段 買わない故にゴッドキャップシリーズとは何ぞや?って人の為に、パケ側面に解説も載ってるのが有難い。調べてみたらこちらは比較的 最近に展開がスタートしたシリーズみたいです。

ボトルキャップを再利用して遊べるので、エコロジーにも配慮した玩具と言えます。これ重要ね!(笑)

開封した状態。
組み立ては必要ですがプラモみたいにランナー形式ではないので難易度は低め。思えばビーダマンや食玩のミニプラで培った作製技術が後のガンプラに繋がって行ったんだよなぁ、とw あとシールと一緒に説明書までビニール梱包されてるのが珍しいですね。タカトミホビーってそうなの?

シールはこんな感じ。
ガンプラのホイルシールとは異なる、破れ易いあの独特のシールです(説明が難しい・・・通じる人には通じる筈。) 粘着力は強いので剥がれ難いですが、貼り付け位置を失敗すると修正はほぼ不可能なので注意して慎重に貼りましょう。久々に思い出したぜ・・・この緊張感をよ。

シールを貼らずに組み立てると(所謂 パチ組状態)こんな感じに。
そんでシールを貼り付けて完成~。



まずは基礎となるコアパーツから。キャップ発射機構はこれで完成してるので、コアパーツ単体で遊ぶ事も可能。まぁ流石に味気無いですけどね・・・w

このコアパーツは前後に2分割 出来ます。

調べても特に解説や製品仕様が見付けられなかったので推測にはなりますが、この前部のホールド側と後部のトリガー側がボトルマンの各個体ごとに異なっていて、自分好みに組み合わせてカスタマイズ出来る、という事なんだと思われ。

そしてこのコアパーツにヘッド、アーム、フットパーツを取り付ける事で・・・



コバルトボトルGが完成!!
ビーダマンのコバルトブレードのデザインをボトルマンに落とし込んだナイスデザインに仕上がっていると思います。色使いも同じで、まさに現代にボトルマンとして蘇ったコバルトブレードです!

CBヘッド。

コバルトブレードと同様、青成型色にファイヤーパターンのシールが映えますね。瞳のデザインもそのまんまでエモい。
中央の角はCBブレードサイトで、ターゲットに狙いを定める際に使うんだとか。この手のホビーあるある、とりあえずそれっぽい機能付き(笑)

実はシールのデザインは左右非対称で、額と目尻の傷マークは向かって右側のみだったり。

頭頂部にはCBキャップが。


CBキャップは取り外しが可能で、他のボトルキャップを付ける事も可能。

CBキャップは「バトルビーダマン」のロゴ入り。勿論 こちらをボトルマンで撃ち出す事も可能です。


CBアームとCBフット。
一部にシールは使用しているものの、ほぼ単色なので物足りない印象。デカくてシャープなクローとかカッコイイんですけどね。

右肩には”YAMATO・D”の文字が、

左肩には”COBALT BLADE”の文字がそれぞれデザインされてます。
コバルトボトルGではなくコバルトブレードの名前が入ってる辺り、原典にリスペクトを感じますね。

フットパーツの裏側(底面側)は盛大な肉抜き穴が。左右中央の穴は何かパーツが付けられそうな気もしますが多分ただの肉抜き穴。

CBトリガー。赤と青の配色が派手ですがこれもコバルトブレードを意識したもの。

指掛け部分は大きくて平たいので安定して両手の親指を掛けられます。

ボトルキャップはゴッドキャップの内のヘビーキャップが付属。

キャップ自体は通常のキャップと変り無いんですが、一緒にウェイトパーツが付属しており、


内側にはめ込む(ボトルを閉める時と同じ要領)事で重量が増加する、まさに”ヘビー”なボトルキャップとなります。



ボトルキャップの装填は至ってシンプルで、背面の装填口にキャップを入れ込むだけ。シュッと入ります。


ボトルキャップを装填した状態。
あとはトリガーを押し出せばそのままキャップが発射されます。

実際に構えるとこんな感じに。
ボトルマンはビーダマンよりも一回り大きいんですが、自分も大人へと成長して手が大きくなっているので感覚としては当時と同じぐらいですね(笑)



キャップを発射。
結構 勢い良く飛んで行ってくれますね~。ビー玉と比べるとボトルキャップは内側がスカスカな分 どうしても威力面で劣ってしまいますが、ヘビーキャップなら内側が埋まるのである程度は威力も出ますね。これは的を立ててボウリングとかやったら楽しそう。


射手視点だとこんな感じに。

装弾数1発は少な過ぎるので、オプションでロングマガジンの調達必須になりそう。こんな風↑に2発目を装填口部分に乗せておく事も出来ますが、発射した際の揺れで落ちてしまう為 続けての連射は不可。
それはそれとして、頭頂部のCBキャップは単なる飾りではなく次弾のストックとしても使えますね。撃ったらここから取って使う・・・みたいな。

スパビー前のビーダマンではお馴染みだった締め打ちはボトルマンでも可能。アームパーツ越しにホールドパーツを押し込んで撃つ事で発射の勢いが増し鋭く飛んで行きます。めっちゃキャップ傷付きますけどねw

ボトルマンは市販商品のボトルキャップでも遊べるぞ!キャップが同一規格だからこその着眼点ですよね~。

ちなみにヘビーキャップのウェイトパーツは市販キャップに付けるとキャップ側の厚みが足らずはみ出してしまいますが、

CCレモンのキャップは分厚かったので取り付けが可能でした。こういう商品ごとの差異も気にしてみると面白いですね。

頭頂部のCBキャップもコカ・コーラの赤色にして目立たせてみたり、

スプライトの緑色でアクセントにしてみたり、

紅茶花伝の青色でマッチさせてみたりと様々。なお紅茶花伝の物は微妙に小さい為にちゃんとはまっておらず、置いてるだけですw



最後はバトルアニメ風に撮って終わり。
この手のホビーあるある、アニメだと強力な兵器や世界を救う存在として描かれる(笑)

以上、ボトルマン コバルトボトルGでした!
現行商品でありながら20年前の当時にチビッ子だった世代をピンポイントで狙ってきたエモエモ仕様で、これには自分も思わず手に取ってしまいました(笑) 流石に今だと色々と制約があるのでビーダマンの時みたいに過激な(?)構造や仕様は避けられている様ですが、そんな中で”ボトルキャップを発射するだけ”というシンプル過ぎる機構に様々な要素を組み込んで個体ごとに差別化してるのは流石だと思いましたね。
不満点があるとしたらカスタマイズ要素が薄いという事でしょうか。てっきりオプションパーツが色々と商品展開してるのかと思いきや、現状だとカスタマイズするには他のボトルマンも買ってそこからパーツを取ってくる必要がある様で、それはシリーズ全体で集めてる人以外からしたらちょっと売り方が下手じゃない?と(汗 まぁこれから商品展開されるのかもしれませんが・・・ロングマガジンも付けて多弾数にして遊んでみたかったのでそこは残念でした。コアパーツのホールド側やトリガー側、ヘッドにアーム、フットパーツも組み替えられるので、他のボトルマンとのミキシングも楽しそうではありますけどね。この手のホビーは魔改造も一つの楽しみ方だけに、その辺ももっと市場整備して欲しいと感じました。
