

双葉社スーパームックの「ウルトラセブン・クロニクル」の紹介です。こちらはウルトラセブン誕生55周年を記念して発売となったウルトラセブンに特化して構成されたムック本となっています。
価格は2200円。

人類の救世主
”赤い巨人”の伝説

フォトギャラリー。セブン単体でのカットや、

戦闘シーン等のカットが載っています。

ウルトラセブン/モロボシ・ダンの解説。

ウルトラアイの説明文、
作品中、盗まれたり、落としたりしてピンチに陥った。
と公式でも書かれる始末(笑)

必殺技一覧。一度しか使用されなかった技(まぁそれが大半ですが・・・w)もしっかり網羅されてるだけでなく、エメリウム光線やワイドショットは様々な使用シーンも細かく収録されてるのが豪華ですね~!

カプセル怪獣の解説。

地球防衛軍、ウルトラ警備隊の解説。ウルトラ警備隊は各隊員ごとに紹介ページもありました。

ウルトラ警備隊のメカニックの解説。そういえばこんな機能もあったな~、みたいな誰もが忘れてるであろう設定までしっかり紹介されてるのが凄い。

全ストーリーガイド。第1~49話まで全話の紹介がされています。勿論 12話は欠番の為、無し。

こだわりのパースとアングル
俗に言う”実相寺アングル”ってやつですねー。撮影手法だけでここまで独特な世界観や雰囲気を表現出来るのは本当に見事ですよね。

登場怪獣ファイル。最初に宇宙人とアンドロイド、その次にロボットと怪獣が紹介されています(なので写真のページの場合、ピット星人のみでエレキングは別紹介です。) 単に写真1枚だけではなく、様々なカットが載っている他 宇宙人が乗っていた円盤まで網羅されてる徹底ぶり。

「ゲストで登場した女性たち」の紹介ページも。

第34話(ダンカンの回)で登場していた霊媒師のユタ花村を演じたのは真理アンヌ氏。アンヌ隊員のモデルとなっているのは有名な話ですね。

後作への客演一覧。帰マンにA、タロウ、レオ、そしてメビウス・・・と出演しまくりですね。個人的にはこの後作への客演についてはもうちょいページを割いて紹介して欲しかったかなー。

続いては平成ウルトラセブン。

1994年のテレビスペシャル2作の解説。

こちらでもセブンの解説や、ウルトラ警備隊、登場人物の紹介があります。

リュウ弾ショットすこなんだ。

ストーリーガイドと登場怪獣ファイルはまとめて紹介されてます。

1998年のウルトラセブン誕生30周年記念3部作や、

1999年のウルトラセブン1999最終章6部作、

2002年のウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作も同じ構成です。

ウルトラクロスアタッカーすこすこのすこ。

カザモリ・マサキ役の山崎氏とハヤカワ隊員役の鵜川氏と神澤監督の鼎談インタビュー記事も掲載。
モロボシ・ダン役の森次氏のコメントなりインタビューなりも欲しかったところ・・・。ただこれまでにも各所で数多く話してるでしょうから、敢えて外したのかな?

ULTRASEVEN Xは最後の方でちょろっと紹介されてる程度(僅か4ページ。) これはちと残念でした。

しかもジンを”シン”と盛大に誤植してるしwww おいおい、しっかりしてくれよ・・・一番目立つ箇所なのに・・・。
「アンタは一体、何なんだぁぁぁ!?」それ違うシンや。
という訳で「ウルトラセブン・クロニクル」でした。
55年もの歴史を持つウルトラセブンですから、この手のムック本もこれまでに何度も発売されているでしょうが、自分はこういったシリーズ中の一作品を徹底的にフィーチャーした本は持っていなかったので予想以上に細かく載っていて驚くと共に読み応えもありとても楽しめました(逆に言えば、過去に発売したセブン本を集めている人には目新しい内容は無いかもしれません・・・。) どうしても原典である昭和版にばかり力が入り平成版は疎かにされがちですが、平成版の方もしっかり紹介されていた点も良かったです。一方で、その分の割と食ってしまったのがSEVEN Xなのかな、と。盛大な誤植まであるし・・・どうにも不憫です^^; あとは記事内でも触れた様に、後作への客演についてももうちょっと詳しく紹介して欲しかったかな。自分が紹介したい以外にも制作秘話等の様々な情報が載っているので、セブンファンの方は必見です!
