


新海誠監督の最新作、「すずめの戸締り」観て来ました~!
いつも通り劇場はユナイテッド・シネマ幕張へ行きましたが・・・あれ?そこそこ久々な気がするぞ。記憶が確かならシン・ウルトラマンを4DXで観た時以来だと思われるので、5ヶ月ぶり。結構 ご無沙汰でしたw

CLUB-SPICEのメンバーズカードを更新したら”1000円で観賞できる券”が貰えました。つっても現状だと次に観ようと思ってる映画は特に無いんだよなぁ・・・^^; まぁ期限は来年の2月一杯までなのですぐに使わなくても良いですが。

この手の作品でよくあるポップコーンの劇場限定セットも販売されてました。

入場者プレゼントで小冊子を貰いました。君の名は。でも天気の子でも入場者プレゼントは無かったのでなんか新鮮な感じ~。
流石、期待作だけあって上映枠もかなり多く取られており、同時間帯に2つのスクリーンで上映もされてるぐらいでした。最初、スクリーンの番号を気にせず映画ポスターだけで判断して入ったら既に上映開始していて、慌てて確認したら別のスクリーンと間違えていた、という事もありました・・・(苦笑) いや~、焦ったな~w
君の名は。は2016年、天気の子は2019年に公開でしたので、それぞれ6年と3年が経った事に。
→君の名は。 観ました
→天気の子 観ました
君の名は。から6年というのも早いなぁ・・・と思いますが、それ以上に天気の子から3年という方が驚き。ついこの前だった様に感じますが、そうかー、あれコロナ禍前だったもんなぁ。
今作もこれまでの新海誠作品と同様、映像美による透き通った世界観に魅せられますね。まぁそれを楽しみに観に行ってるところもありますから。今作はロードムービーとなっているので東京以外の地域にもスポットが当たり、色んな場所の風景が登場します。
内容についてですが、公式からアナウンスもある様に東日本大震災について描かれており震災が苦手な人やトラウマの人は注意が必要です。君の名は。でも天気の子でも震災の恐怖をモチーフにしたのであろう災害については描かれていましたが、今作は明確な描写や発言こそ無いものの「3月11日に東北で大きな地震が起こった」という事が分かる描写があり、より露骨に直接的に”震災”を描いています。スマホから警報(Jアラート)が鳴るシーンも何度かありドキッとさせられる場面も。千葉在住の自分でさえちょっと怖かったぐらいなので、これ実際に被災された方は当時のフラッシュバックもありそうであまりお勧め出来ないかも・・・(途中で退席した、という口コミもそれなりに見掛けますしね。)
エンタメで震災について取り上げるのは如何なものかと思われる人も多そうですが、一方である意味 タブーと化している事象に切り込んだ勇気は凄いとも思います。震災から10年以上が経過した今、当時を知らない世代も増えています。自分でさえちょっと怖かった~と書きましたが、それは当時を知っているからこそであり、知らない世代からしたらこの演出や設定もまた物語の中の出来事に過ぎないのかなぁ、と思うとジェネレーションギャップというか・・・ショックがありますね。震災を後世に伝える、なんて大それた目的は無いでしょうが、当時を知らない世代がこれからどんどん増えて行くからこそこの作品の意義はあるのかな、と思ったりも。
ただし震災について描いているからこそ、この作品の根底にはそれがありますし、切っても切り離せないぐらい重要なテーマとなっています。なのでこの作品の評価はそこに左右されてしまう面が大きく、無理な人にはとことん無理でしょうし、「なんで金払ってこんなの観させられねーといけないんだよ」という想いも少なからずあるでしょう。面白かった?と訊かれて素直に面白かったよ、とは答え辛い、そんな難しい作品に仕上がってると思います。監督の狙いがそこにあるのならまぁそれはそれで成功なんでしょうが。あと一応 言っておくと、見所は他にもありますからね^^; 鈴芽の草太に対するプラトニックな恋も観ていて心打たれるものがありました。

鈴芽の椅子(草太)とダイジンのスタンディ。

上映が終わると17時前ぐらいでしたが既に空は暗くなってました。すっかり日が短くなったなぁ・・・まぁもう11月だもんなぁ。
君の名は。は確か4回ぐらい観に行ったと記憶してるんですが、天気の子は個人的にはそこまでウケず、結局 最初の1回しか観なかったんですよ(先日にアマプラで久々に観返しましたがね。あ~、こんな話だったな~、とw) 今作は前述した様に「面白い!!」となる作風ではないんですが、また観たいかな・・・とはちょっと感じてたり。観終わった後であれってどういう事だったんだろ?とか気になった点はネットの感想や解説を読んだりしましたが、新たに気になる点も出て来たりしたので、もし入場者プレゼントが替わる様ならそのタイミングで2回目 観に行っても良いかも。確定ではないので結局 有耶無耶になるかもしれませんが・・・^^;

入場者プレゼントの「新海誠本」 全国合計300万人限定配布だそうです。

内容は新海誠監督へのすずめの戸締りの制作インタビューや、

初期の企画書の資料が載ってます。こちらは一昨年に書かれた企画原案。この時点でタイトルが決定してますね。

鈴芽の椅子(草太)やダイジンもこの時点で既に設定はある程度 固まっていた事が伺えます。

天気の子の企画書も。最初は「天気予報の君」という仮題だったんですね。

君の名は。の企画書。仮題は「夢と知りせば」でした。こちらは公式ビジュアルガイドにも載ってたので大体 知ってるな~。

監督と鈴芽役の原菜乃華氏と草太役の松村北斗氏のスペシャル鼎談も掲載。
