

シン・ウルトラマン 2回目をIMAXで観て来ました~!!
予定通り、2回目はIMAXにて鑑賞。本当は昨日 観に行くつもりだったんですが、別件の用事があり結局 本日に。
1回目を観た際の記事はコチラ
→シン・ウルトラマン 観ました

今回はまだ利用した事の無かったTOHOシネマズ日比谷に行ってみました!2018年2月に閉館したTOHO日劇には「さよなら日劇ラストショウ」の際に行ってますが、その後に開業したTOHOシネマズ日比谷の方はどこかの機会で利用したいな~、なんて思いつつも叶わぬままなんやかんやで4年も経ってしまいました(汗

地下へ下りてみると・・・ん?人が全然 居ない・・・?

あれ!?ガラッガラなんですけど!!?
えっ、怖い。

・・・と思ったら、東京宝塚ビル地下の方は12、13の2スクリーンしかなく、1~11スクリーンは東京ミッドタウン日比谷の方にあるみたいで。成程、建物を間違えてたのね・・・^^; ポップコーン買っちゃわなくて良かった~w

そんでエレベーターで4階へ向かってみると・・・ちゃんと人が大勢 居て一安心(笑)


窓からは日比谷公園が一望 出来ます。良い眺め~。

ゴジラ銅像が設置されてました。こちらは元々日比谷ゴジラスクエアガーデンにあったものが、日比谷シャンテのリニューアルに合わせてTOHOシネマズへと移動されたそうです。

逆光で何とも神々しい雰囲気に・・・w

見て分かる通り、初代ゴジラの像ですね。

台座のネームプレートはこんな感じ。

そしてこちらが日比谷ゴジラスクエアにある新・ゴジラ像。丁度 駅からの通り道だったのでこちらも撮影してたり。

フード・ドリンクの売店 めっちゃ並んでるゥ~~~!!!日曜だけあって込みまくりっすね。早めに来ておいて良かった・・・^^;


IMAXなので観賞料金は2400円でした。
日曜日の都心という事もあり中央の席はほとんど埋まってました(前方は空いてたかな。) 両隣が埋まった状態で映画を観るのって凄く久々な気がしますが・・・ぎゅう詰めって感じでちょっと窮屈でしたね^^; 咀嚼音や鼻をかんだりする際に気を遣いますし、隣は空いてる方が気楽で快適だな~w
IMAX上映の臨場感や音響を楽しみつつ、2回目の鑑賞という事もあり、初見時には意識が向かなかった細かい点まで隅々チェック出来ました!追記にて感想も書いております~(※当然ですがネタバレ有りです。)
4DXも追加されるだろうと予想してますが、まだ情報が出ないのを考えると様子を窺ってるのかなー、と。シンゴジの時のパターンを踏まえると大ヒット御礼って入場者プレゼントも追加されそうですよね。3回目を観るなら4DXが追加がされてからかな。
感想
30分番組である本家を基に、各エピソードを連続で繋げつつも一連のストーリーに仕立てている構成が見事です。基になっているエピソードは以下の通り。
・第3話「科特隊出撃せよ」 ネロンガ
・第9話「電光石火作戦」 ガボラ
・第18話「遊星から来た兄弟」 ザラブ星人
・第33話「禁じられた言葉」 メフィラス星人
・第39話「さらばウルトラマン」 ゼットン、ゾフィー
あくまで基になっているというだけで各エピソードの全てが使われている訳ではないですし、これ以外のエピソードからの小ネタや演出も存在します。
とりあえず感じたのは、とにかくテンポが良いな、という点。シン・ゴジラでは戦闘シーンが迫力満載だった反面、どうしても退屈になるシーンも少なからずありましたが、本作は上記の通りそれぞれの出来事が続けてポン・ポン・ポンとテンポ良く起こりつつも、それらが一連の流れとなっているので飽きがきません。逆に言えば次から次へと・・・って感じで忙しいとも言えますが^^;
■タイトル演出
「シン・ゴジラ」から「シン・ウルトラマン」に変化するタイトル演出は言わずもがな「ウルトラQ」から「ウルトラマン」に変化する初代のタイトル演出のオマージュ。ニコ動だと「お?ウルトラQか?」→「ウルトラマンじゃねーか!」のコメントがお約束のアレですね(笑) これによりシンゴジと同じ時空での出来事だと考察している人も見受けられますが、あれは単に庵野特撮作品の続編というメタ的な演出であり、時空はパラレルというのが個人的な見解です。
ただ世界観自体は共通と思われます。なのでシンゴジ同様、「円谷英二が存在せず”特撮”や”怪獣”といった概念が無い世界」という設定で、描写も徹底されています。
■冒頭はまさにシン・ウルトラQ
エヴァやシンゴジでも見られたスピーディーな文字解説演出。冒頭でサクッと作中の禍威獣の出現や禍特対の創設といった出来事が語られました。てっきりその辺から描かれると思ってたので既に存在していたのは驚きましたが、テンポ良く話に入っていけるのは良いですね。それにその辺の流れはシンゴジで描いてますしね。
そんな冒頭はウルトラQのテーマと共にウルトラQの怪獣・・・もとい禍威獣のオンパレード。いきなりこんなぶっ込んでくるなんて、こりゃマニア向けの作風だな・・・?と早々に察しましたw
ゴメスはシンゴジにパーツを足したかの様なデザインになってるんですよね。これは本家のゴメスがモスゴジのスーツを流用しているオマージュですな。ジュランはサブタイである”マンモスフラワー”の名で登場。ぺギラは本家同様に東京を氷河期と化させた様ですが、その割に作中の描写を見ると都心は既に機能回復している模様(まぁ映ってないだけで未だカチコチの地域があるのかもしれませんが・・・。) ゴーガは”カイゲル”の名で登場。この名前の変更については自分は分からなかったのですが、調べたところ元ネタはゴーガの名前の没案との事。マニアックだな~w
■禍威獣特設対策室専従班
本家の科学特捜隊が元ネタとなる”禍威獣特設対策室専従班”、通称:禍特対が登場。ただ禍威獣への攻撃は自衛隊が行うので、ウルトラシリーズでの防衛チームと言うよりはシンゴジでの巨災対に近いです。各分野のスペシャリストが集まっていてそれぞれ分析や討論しながら対応を考える・・・というのも巨災対と同じですが、本作は基本的にウルトラマンが禍威獣を倒して解決してしまうので、シンゴジの時よりもそういった描写は少なめ。まぁこれは本家のウルトラマンにも言える事ですし、故に隊員が存在意義について悩むという回もありましたね。やたらとぬいぐるみが映されるカットが多く妙に印象に残っているマスコットキャラクターは、パンフによると「KATO太くん」という名前だそうですw
■巨大人型生物ウルトラマン(仮称)
本作でのウルトラマン。公開前の時点で判明していたのは、成田亨氏が目指した本来の姿を再現すべく「カラータイマーが存在しない」「目に覗き穴が無い」「ファスナー用の背鰭が無い」というデザインである点。
まずは気になっていた活動時間とその表現について。体力の消耗に伴い体色の赤色の箇所が緑色に変化するという設定となっていました。パンフによると青色は既にこれまでのシリーズでもフォームチェンジでなっているので緑色にしたとの事。また神永と融合する前、ネロンガ戦で初飛来した際は銀一色の体色で、文字通り”銀色の巨人”でした。あれが本来の姿なのか、単に不完全な状態なのかは不明ですが、ネクサスのアンファンスみたいでカッコ良かったですね~。マスクもその状態の時のみAタイプ風の造型だった気がするんですが、意図的なものなのかな。
ウルトラマンと言えばシュワッチ!やヘアッ!といった掛け声ですが、本作では一切 声を発さずに戦闘していました。飛び立つ際も全くの無言。無口ってレベルじゃねーぞ!
技は予告でも見せていたスペシウム光線以外だと、ウルトラスラッシュやリバウンド光線を使用(後者はゼットン相手にズタボロでしたが・・・。) また大胸筋バリヤーや光線白刃取り、あとウルトラシリーズのお約束でもある高速クルクル回転も披露w ガボラ戦では帰マンのウルトラVバリヤーっぽい技も使用してましたね。個人的にはウルトラアタック光線を使ってるのが見たかったな~。スペシウム光線は初披露時のみチャージしてから発射していましたが、あれはパワードのメガスペシウム光線を彷彿とさせますね。
変身シーンは毎度 様々なパターンを披露し、単調にならない様に配慮されてる感じでした。特にザラブ戦での別次元のプランクブレーンから召喚されたウルトラマンが神永を掴んでそのまま巨大化、ビルを突き破って登場した演出はカッコ良かったです!また変身時の代名詞とも言えるぐんぐんカットはあからさまに省かれてたので、「こりゃ最後の変身時に披露するパターンだな~」と思ってたらドンピシャでしたw まぁ本家の最終回であった逆ぐんぐんカットもあるとは思いませんでしたけどねw
当作のウルトラマンは本家同様に神永と一体化した憑依型ですが、人間時も意識はウルトラマン本人であるという違いが。また死亡した神永の亡骸?を眺めるシーンがあり、もしかして擬態型なのか?と困惑したりも・・・。ただウルトラマン本人が神永の人格や記憶に影響されるシーンがある為、擬態型寄りの憑依型だと思われます。
そして終盤、ゾーフィによって明かされた本名、”リピア(リピアー?)” 本名があったとしてもそれが明言される事に驚きましたし、「ベムラーじゃないんだ!?」と二重で驚きでした(ULTRAMANと被るからかなぁ?) ちなみにリピアとはヒメイワダレソウの別名だそうで、繁殖力が強く既存の生態系に重大な悪影響を及ぼす重点対策外来種なんだとか。花言葉は「誠実」「絆」「私の事を思って下さい」ですって。
■神永新二
本作の主人公。名前が”シンジ”なのは・・・まぁそういう事なんでしょうね(笑)
本作にてウルトラマンに変身する人物ですが、その正体は肉体だけが神永で意識はウルトラマンでした。つまり純粋な神永新二の出番は、冒頭の5分程度とラストの数秒という事になりますね(苦笑) 神永はネロンガ出現時に取り残された児童を保護する際、ウルトラマンが降着しその衝撃で吹き飛んだ砕石に打たれ命を落としてしまいました。自分よりも小さい命を助ける為に自身の命を投げ出すという行為に興味を持ったウルトラマンは神永の肉体と一体化(まぁ乗っ取ったとも言えるけど・・・。) その為、ネロンガ戦後に児童を抱えて戻って来たシーン以降(作中のほとんどのシーン)の神永は、ウルトラマンと化した状態となります。浅見が神永と対面した時点では既に中身はウルトラマンとなっていた為、浅見は本当の神永とは話してすらいない事になりますね^^;
作中では正体が全世界にバラされ神永としての戸籍も抹消され「ウルトラマンの男」として在り続けた後も、禍特対メンバーからは徹底して”神永さん”と呼ばれていたのが印象的でした。たとえ神永=ウルトラマンだったとしても、神永は神永である、という禍特対の絆が感じられる演出でしたね。
またこれは個人的な意見なんですが・・・我々観客は最初から神永、つまり「斎藤工がウルトラマンに変身する」という事は元々明かされてる訳じゃないですか、それこそ予告の時点で。勿論 それは本家でハヤタ隊員がウルトラマンである事を視聴者が知っており、かつ作中では誰も知らないで物語が展開されるのと同様です。なので観ている側はあくまで”観客”という立ち位置でこの物語を客観視する事が出来る訳なんですよね。これは別に本作に限った話ではないですけど、こんな風に物の見方も捉え方によって楽しみ方が変わってくるな~、と。
前述した様に、神永の正体は物語中盤にて「変身する瞬間を盗撮されインターネット上にうpされる」という近代的な手法でバラされてしまいます。思えばメビウスまでは中盤でウルトラマンの正体がバレてしまう、というのはタブーでしたよね。本家でも描かれなかった「正体をバラされてしまったウルトラマンの対応と、その周囲の反応」という描写は中々面白かったです。最後の最後までバレなかったパターンも見てみたかった気もしますが、現在の監視社会であれだけ目立つ存在が全て隠し通せるのもそれはそれで無理がありますね(苦笑)
■浅見弘子
■禍威獣第7号 ネロンガ
■禍威獣第8号 ガボラ
MOP2
■外星人第3号 ザラブ
■外星人第0号 メフィラス
■ゾーフィ
■天体制圧用最終兵器 ゼットン
■ラストについて
