

第4弾は東京マルイのガスブローバックハンドガンのUSPコンパクトです。セグメント表示風の文字デザインが「24 ‐TWENTY FOUR‐」をめっちゃ意識してるパッケージとなっていますw
価格は12597円でした。

開封~。パケ内や説明書のデザインもやっぱり「24 ‐TWENTY FOUR‐」ですw


ドイツのH&K社が開発したUSPのコンパクトモデルです。「24 ‐TWENTY FOUR」の主人公、ジャック・バウアーがシーズン3~8まで使用し続けたハンドガンとしてお馴染みですね。ジャック・バウアーと言えばUSPコンパクト、というぐらい印象深いです。自分は先にフルサイズの方を購入していますが、発売順としてはこちらのコンパクトの方が先だったり。

マガジン。
装弾数は23発です。

背面には残弾確認孔の造型が。またプレスの噛み合わせの跡も再現されています。変な模様にしか見えないけど・・・(苦笑)

マガジンバンパーはフィンガーレストタイプで、本体へ差し込むとグリップが延長されるかたちに。コンパクトモデルでグリップも小さい為、結構 効果は大きいです。

フラットタイプのマガジンバンパーも付属しており、交換が可能。
ただマガジンバンパー外すには固定しているストッパーを引っ張る必要があるのですが、このストッパーがやけに固く、また表面もツルツルしている為に引っ張るのがかなり困難でした(汗 説明書にはラジオペンチ等で引っ張る様に書いてあるのですが、それでもやり辛い・・・溝が全然 無いので掴み辛いんですよね・・・。ここは爪で引っ張れるぐらい簡単なら良かったのですが。

フラットタイプに交換した状態。

見た目はフルサイズのUSPに近くなりますが、持つとグリップの短さが気になりますね。好みもあるでしょうが、やっぱりフィンガーレストタイプの方が良いかなぁ、と。

ハンマーはスパーレスとなっており、引き抜く際にホルスターや衣類に引っ掛からない様になっています(デホーンド・ハンマーとも言うらしいです。) 隠れているのでパッと見だとストライカー式のハンドガンにも見えますね。

そんなハンマーは、落ちた状態からハーフコック、フルコックの3段階のポジションがあります(写真はフルコック。) ダブルアクション式なのでトリガーとも連動。
前述した様にスパーレスの為、コックしたい時はスライドを引いてやるか、トリガーを軽く引いてハンマーを起こす必要があります。

コントロールレバーを下へ押し込めばハンマーをハーフコックまでデコッキング出来ます。

そしてコントロールレバーを上げるとセーフティ。シアのコネクトが外れる事で、ハンマーの位置に関係無くトリガーはフリーに。
フルサイズと同様、コントロールレバーはこのガスブロでは一般的とされるヴァリアント1(セーフティとデコッキング両方の機能を持ち、後方から見て左側にレバーがある)を再現しています。

リアサイトは金属製。左右にホワイトドットが入ってます。

フルサイズと同様、アンダーマウントレールは独自規格となっている為に挟み込んで固定するタイプのオプションじゃないとそのままの使用は出来ず。

その為、東京マルイ オリジナルのアダプターと取り付け用の六角レンチが付属。これもフルサイズと同様の仕様です。

アダプターを取り付けた状態。

これでピカティニー規格の各種オプションも装着可能となります。
ただ前方に大きくはみ出す為にバランスが悪く、見栄えもイマイチ・・・。USPコンパクトは最新モデルでもレールは頑なにピカティニー規格ではなくこの独自規格の物となってるらしいですが、オプションを付ける想定をしていないので設計を変えてないのかも?

握ってみた状態。
USPでありながら小さい、という感覚がなんか不思議な感じw 特にグリップはフルサイズを持った後だとかなり小さく感じます。マガジンバンパーのフィンガーレストがあってようやく丁度良いくらいでしょうか。グリップ自体は手の下の方が若干 はみ出すので、マガジンを入れる際に注意しないと手の皮を挟みそうで怖い・・・^^;


ホールドオープン状態。
ちゃんとショートリコイルもします。

撃ってみる。
小さいながらも鋭いブローバックと強烈なリコイルがたまりません~!フルサイズにも全然 負けてませんね!中々の迫力です。

実銃同様、スライドストップを引き抜けばスライドを前方へ引き抜く事が可能です。スライドストップは手で引き抜くのは難しいので、反対側から付属のレンチ等で押してやると外し易いです。

フィールドストリッピング。
リコイルスプリングがダブルスプリング仕様でした。

フルサイズもそうでしたがスライドストップはスライドと直接 噛み合っている訳ではなく、普段は見えないフレーム内の金属パーツを介して、スライド内側にある金属シャーシと噛み合う設計になってます。実銃と異なっている構造というのがリアル重視の自分としては気になる点なのですが・・・

作動時もよく見ると隙間が割と目立つ様な・・・(汗 うぅ・・・これは気になるぅ・・・。

フルサイズのUSPと並べて。
外観はほぼそのままで、部分部分で小さくなってるのが分かるかとー。

こうして比較すると分かり易いですが、スライドやグリップの長さ、厚みが小さくなっています。またトリガーガードやマガジンキャッチの形状も異なってたり。

マガジンはフルサイズは樹脂製なのに対し、コンパクトの方はスチール製。大抵、ハンドガンの〇〇コンパクトってフルサイズのマガジンと共用 出来たりするもんですが、USPは全く違うという珍しいパターン。
なおH&K社はこのスチールマガジンが気に入った様で、その後のP30やHK45、VP9は同じアウターケースのマガジンとなっていたり。
フルサイズを購入してから約1年、コンパクトの方もゲットです(上でも書いた様に、発売はこちらの方が先なんですけどね。) ただ買っておいて言うのもナンですが、自分はやっぱりフルサイズの方が好きだな、と(爆) いや、コンパクトの方もスリムで取り回し良いし、バリエーションとしては充分アリなんですよ?それでも自分にはオーソドックスなフルサイズのUSPが愛着があるという話でして。小さい方が扱い易いという人もいれば単純に大きい方が好きという人もいるでしょうし、どちらが良いかはもう好みの問題になってくるかと・・・自分はどっちも買っちゃったというだけで。「24 ‐TWENTY FOUR‐」が好きな人はこちらのコンパクトの方を是非(笑)
