

クラウンのエアコキを買ってみました。ポケットハンドガンというシリーズのP2000です。クラウンのエアコキと言えばリボルバーのイメージが大きいですが、こちらはどんな感じでしょうか。
価格は1200円ぐらいだったかな、珍しく店頭で買ったので正確な値段は覚えてなかったり^^;

開封。発泡スチロールを使ってないのは良いですね。

箱から出して最初に思ったのは、小っちゃい!という事。パッケージに「ズボンのすそにかくれてしまうほど小さい!」と書かれてますが、ホントにそれぐらい小さいです。
P2000はH&K USPのコンパクトモデルであるUSPコンパクト・・・のドイツ制式採用版のP10をさらに小型改良した物で、調べたところ全長は173mmとの事。で、このクラウンのP2000の全長を測ってみると・・・むむっ!140mmしかない!!という訳でこのクラウン ポケットハンドガンのP2000は、リアルサイズではない様です。残念ッ!

P2000の特徴は極力 左右対称のデザインですが、スライドストップも反対側にあります(エアガンだとダミーですけど。)

スライドには「P2000」の刻印が。「HK」ロゴの方は省かれちゃってますが・・・。

グリップのチェッカリングや台形のモールドに同じく「P2000」の刻印があるのもしっかり再現されてます。やっぱりHKロゴは無いんだけどね^^;
バックストラップの交換ギミックはありません。

マガジンも小っちゃい!ちゃんとマグバンパーがあるのは良いですね~。

リザーブ式で、レール部分の装弾数(発射可能な弾数)は8発です。9発目も装填は可能ですが、コッキング時に引っ掛かったり弾がリザーブタンク内に押し戻されたりするのでやめておいた方が良いかと。

リザーブタンクは40発入るらしいです。
まぁ自分は使いませんけど・・・。エアコキの、それもハンドガンでリザーブ式って装填 面倒だしジャラジャラ音鳴って好きじゃないんですよ。

本体が小さい為に、マガジンを装填する際に手のひらの皮が挟まれそうになるのが怖い・・・(゚∀゚lll)

スライドは何と一体成型!これは驚いた。縁にはパーティングラインがありますけどね。
エジェクションポートは固定です。

フロントサイトのみ、ドットが彫られてます。

スライドストップがセーフティとなっています。上げた状態が発射可能状態で、下げるとセーフティがかかってトリガーが引けなくなります。・・・普通 逆じゃね!?(苦笑)

ハンマーは実銃同様、指掛けが欠けて奥まった形状に。この前のゴミと違ってちゃんと再現してるね!
ただハンマー横にある筈のデコッキングラッチは造型すらありませんが・・・(汗 これは惜しい。

またハンマーはスライドの後退に合わせて可動するものの、バネによって位置は常に非コックになってしまいます。電ブロのシグプロと同じですねー。

マガジンキャッチはUSPと同様のアンビタイプ。なので同様に押し下げるとマガジンが落下するのですが・・・下げるというよりも手前に引く感じでした。説明書でも下に押す、って書かれてるんですけどねぇw

アンダーマウントレールは幅が小さ過ぎて、オプションを付けようにもトリガーガードにぶつかってしまいます(汗

また本体がリアルサイズじゃない為に、レールの幅も小さいです。
P2000のレールって元々は独自規格だったけどP30の登場以降はピカティニー規格になったんでしたっけ?

コッキング時のスライドのストロークはこれぐらい。電ブロ並の短さですw

リコイルスプリングガイドは省かれてます。まぁ普段は見えないからそこまで気にはならないけどさ・・・。
撃ってみると・・・おおっ!?結構ビシッと飛ぶじゃないか!スライドのストロークの短さやトリガープルの軽さから、「撃ってる感」はイマイチ ショボいんですが、それとは裏腹に弾は真っ直ぐビューン!っと飛んで行きます。集団性も良い感じ!これは・・・性能だけならマルイ並では!?(良い意味で)予想を裏切られ、驚きです。

親戚であるH&K USPと比較。いくらなんでもコンパクトになり過ぎでしょう(笑)
USP→USP コンパクト→P2000→P30→HK45と世代が変わっていく訳ですが、地味なP2000のエアガンは貴重な様な?
お祭りの屋台で売られてる様な、俗に言うチープガンに分類される物だとは思いますが、性能はビックリするぐらい良いですね!多少 安っぽい面もありますが、実際に安いから問題無し(笑) これでリアルサイズだったら完璧だったのになぁ~、残念!あくまでポケットハンドガンというシリーズでの発売で、デフォルメ(?)されちゃったんでしょうか。
サイズの件は置いといて、他に気になる箇所に手を加えれば、化けそうですね~!
