

「機龍を、出動させる。」
「この戦いを、ゴジラとの最終決戦とする!」
ムービーモンスターシリーズより、「メカゴジラ2004」のレビューです。定価は1728円。・・・ソフビってこんな高かったっけ?普段買わないので相場が分からん(汗



「メカゴジラ」はあくまで商品名で、正式には「3式機龍」ですね。”2004”という事で、東京SOSに登場した改修された機龍となります(2004年は作中設定で、映画の公開は2003年です。) バック、アームユニットは無い高機動型の状態です。
先月の9日に発売されたばかりですが、金型は2003年に発売された物と同じなので実質、再販です。

可動。両肩は回転出来ます。

頭部も回転。そこが回るのかよっ!?って感じ・・・w

尻尾も基部で回転します。
可動部位は一般的なソフビと変わりませんね。腰も回ると良かったのですが・・・デザイン的に分割線も目立たなそうだし。

頭部。目の下の赤いスリッドは2004年版は終盤に点くだけで、基本は消えてるんですけどねぇ・・・。

口内部には99式2連装メーサー砲を装備。

胸部。3式絶対零度砲(アブソリュート・ゼロ)を前作で破損してしまい、防衛予算の都合という悲しくも何ともリアルな理由(苦笑)で4式3連装ハイパーメーサー砲に変更されています。アブソリュート・ゼロと比べると必殺武器感は無いですが・・・2004年版の必殺武器はスパイラル・クロウかな。

右腕。前作で右腕は破壊されてしまったので、2004年版の右腕は骨は入っておらず、完全に機械化されています。

肩にはショックアブソーバー?みたいなパーツが付いたデザインに。

腕はシリンダーが見えています。赤いラインも塗られてると良かったんだけど。


右手。指がシャープで尖ったデザインですね。その指はドリル、4式対獣掘削装置(スパイラル・クロウ)に変形します。

右腕との比較の為に、左腕の方も。

肩。


左手。そう言えばあんまり意識する事無いけど、ゴジラって手も足も4本指なのよね。

腰部。

下半身。

腿横の内蔵バーニアのハッチは今にも開きそうなモールドですが、当然ギミックは無し。

ニーアーマーの逆三角形マークはちゃんと塗られてます。

足。

足裏。中央のモールドはこれバーニアなのか?

背中。動力ケーブル?等のダークグレー部分は表面のみ塗られており、背面はシルバー 一色。

背びれの造型は見事。
エネルギーが切れた際にはマイクロウェーブで背びれからチャージします。種死のデュートリオンビーム送電システムみたいですな(コチラの方が先ですけど。)

バーニアは大雑把な形だけ。


尻尾。ゴジラの骨をフレームにしている関係で、歴代メカゴジラの中で唯一尻尾が長いです。

下から。前述した様にダークグレー部分は塗られてませんが、シルバーなのでそのままでもメカニックな感じ。

先端はこんな感じ。

サイズは約16cmです。


タグはこんな感じ。

解説。
では適当にブンドド~。・・・と言っても、出来る事は限られてるのですがw

生命は 定められた時の中にこそ あるべし

正式名称は「3式多目的戦闘システム」で、型式番号はMFS-3(Multi-purpose Fighting System-3) 1999年に引き上げられた初代ゴジラの骨をフレームに開発され、2003年に完成(なので”3式”) 「機龍」の名も結局は愛称で、ましてや「メカゴジラ」の名はGMGで呼ばれたぐらいで、東京SOSでは一度も呼ばれてなかったり。

尻尾が長くて奥行きがあるので、結構撮影スペースを取るというね・・・w

右腕を外して、改修中っぽく。


爆発エフェクトは火器が全く無い高機動型だと合わないかな。

ゴジラと対峙してるイメージで。

頭部被弾!!
どんだけ~。
ガッツリ放射熱線食らっても胸部は無事、頭部は右目破損だけで済んだり、前作のGMGでも背中に放射熱線受けても押されるだけだったりと、装甲の固さに定評のある機龍。VSのメカゴジラとは違い、現代の技術のみで開発されてるはずなのですが・・・どんな素材で作られてるのやらw
「秋葉君!」
「OK!アームユニット、排除!」
「バックユニット、射出。」


尻尾でアボーン。長いからこそ出来る攻撃。

「これからだぜゴジラ。」



ゴジラを抱え込み投げ飛ばし。ヒョイッと投げてますが、パワーどれくらいだっつのw

「反応が鈍いッ!」
ちゃんと整備終わってないのに出撃するからだよー。

頭部に放射熱線を受け、コントロール不能に。う~ん、シュール。

ち~ん。
VSのメカゴジラといい、平成メカゴジラは右目を破壊される呪いでもかけられてるのか^^;
「秋葉!ゴジラが国会議事堂に向かっている。機龍を起動させろ!」
「了解!機龍起動!」

再起動。閉じ込められた義人が中で大変な事に。

飛んで行くよー。


再びゴジラと対峙。・・・わざわざ目の前に降りなくても良いのにw

国会議事堂で決戦。中の骨が丁度50年前に破壊した場所。
なお機龍2部作は初代ゴジラ及びモスラと同一世界という設定なので、あの世界では1954年に国会議事堂が、1961年に東京タワーが破壊された後、元通りに修復されてから2004年に再び破壊された事に・・・。

スパイラル・クロウ起動。

尖った指は初代メカゴジラのフィンガーミサイルを彷彿させますね。あれ今思うとトンデモ兵器だよなぁ・・・w


ゴジラの皮膚を突き破ったりとかなり強力な武装でしたね(傷部分を狙ってるのもあるんでしょうが。) 前述した固い装甲による打撃は理に適ってるかと。

というかメーサーとかミサイル撃ちまくるよりも、これで肉弾戦した方が有効なんじゃ・・・^^;

中々エグい武装ですが、一番エグいのはそれをやってるのがゴジラの肉親であるという事。

モスラの幼虫にやられるゴジラを眺める。

日の出、そして暴走。GMGでは暴走して暴れまわり、夕焼けの中活動停止しましたが、それとの対比ですかね。

最後はモニターに「SAYONARA YOSHITO」の文字が表示され、義人に別れを告げます。あの演出は賛否両論ですが、自分は嫌いではないですよ(好きとは言っていない。) それよりも海に突入する際に「機龍ーーー!!」って叫ぶのが安っぽい。

機龍から離れる義人、背びれに当たってたら確実に即死でしたね・・・。よくまぁ、隙間を通り抜けられたもんだ。

息子を抱え・・・というか拘束して、海へ消えて行く機龍。
「死者の魂は、時のゆりかごの中で、永遠の眠りにつく事でしょう。」
これでエンドロール後のアレだから衝撃ですよ。やはり人間は愚かな生き物なのか・・・。
肉親に呼ばれて行ってみたらロボになっててしかも自分を攻撃してきて胸に傷負わされて1年後にまた会いに行ったらモスラも出て来るしドリルで胸貫かれるし歴代シリーズで一度も勝てた事の無いモスラ幼虫には今回も負けるしだいしゅきホールドで海まで強制送還されてワイヤーでがんじがらめにされて沈められたゴジラさんはどんな気持ちなんだろうか・・・(汗

以上、ムービーモンスターシリーズ メカゴジラ2004でした!モンアツの機龍が欲しいのですが一向に再販される気配が無いのでソフビ買いました。まず自分、機龍は2003年版の方が好きなんですよ。まぁ、この2004年版も良いですけどね(というか高機動型状態じゃどっちもほぼ一緒だけどw) ソフビですのでクオリティはお察し。ですが造型は良く出来てます。ここは流石バンダイと言ったところでしょうか。色が足りない部分を塗ればかなり良くなるかと。機龍が好きな人なら買っておきたい一品ですね。
あと写真撮ってて思いましたが、対ゴジラ用兵器だけあってゴジラと絡ませたくなりますね。ムビモン、釈ゴジもラインナップしないかなぁ。
